先日・・・子供にふと聞かれたこと。
娘は勝手な想像の中、お店屋さんとか、歌手とか・・・想像していたようだけど、
母がニヤッとしながら「宇宙飛行士!リアル宇宙兄弟したかったんよ。」と返事をすると
そこにさらに話を続ける母は「でも、その他にもやりたいことが沢山あったのよ。例えば、植物のお医者さん(樹医)とかは免許だけもらったけど、勉強途中で終わっちゃったし。」
と言われ、さらに目が点になる娘(笑)。
「でもね、一番の夢は『お母さんになること』だったのよ。だから、夢は叶ってんの。」
と母が言うと、ようやく綻んだ顔の娘。
これには、多分娘が思っているより複雑な思いがある・・・。
子どもの頃、どこか外国のアニメを見ていた時に、『夢がいろいろあって将来どうしたらいいんだろう。そうだ、教師にも看護師にも料理人にもなれる素敵な職業がある!それはね、『お母さん』なんだよ!!』なんて話をしていたことがずっと頭に引っかかっていて、
子ども心に『お母さんはすごいんだ!』とえらく素直に思ってしまったことがある。
子どもの頃から病気がちだったり、その後も色々と『お母さん』への思い入れが強くなる出来事があり、一種のあこがれのような感情があった。
でも、いざ自分が『お母さん』になって・・・お母さんになるって、ずっとずっと時間がかかることなんだな~って、夢はまだまだ継続中なのが本当のところ。
『夢』を持たない人には『夢』は来ない。だから、忘れないでいたいな。
そんな、気持ちをせっかく思い出したので、ずっと持ち続けたいな~と思う出来事でした。