先日・・・子供にふと聞かれたこと。

先日・・・子供にふと聞かれたこと。

「お母さんはどんな夢を持っていたの?」CA3H0572

娘は勝手な想像の中、お店屋さんとか、歌手とか・・・想像していたようだけど、

母がニヤッとしながら「宇宙飛行士!リアル宇宙兄弟したかったんよ。」と返事をすると

本当に驚いた顔で母の顔を見ていた(笑)。

そこにさらに話を続ける母は「でも、その他にもやりたいことが沢山あったのよ。例えば、植物のお医者さん(樹医)とかは免許だけもらったけど、勉強途中で終わっちゃったし。」

と言われ、さらに目が点になる娘(笑)。

「でもね、一番の夢は『お母さんになること』だったのよ。だから、夢は叶ってんの。」

と母が言うと、ようやく綻んだ顔の娘。

これには、多分娘が思っているより複雑な思いがある・・・。

子どもの頃、どこか外国のアニメを見ていた時に、『夢がいろいろあって将来どうしたらいいんだろう。そうだ、教師にも看護師にも料理人にもなれる素敵な職業がある!それはね、『お母さん』なんだよ!!』なんて話をしていたことがずっと頭に引っかかっていて、

子ども心に『お母さんはすごいんだ!』とえらく素直に思ってしまったことがある。

子どもの頃から病気がちだったり、その後も色々と『お母さん』への思い入れが強くなる出来事があり、一種のあこがれのような感情があった。

でも、いざ自分が『お母さん』になって・・・お母さんになるって、ずっとずっと時間がかかることなんだな~って、夢はまだまだ継続中なのが本当のところ。

『夢』を持たない人には『夢』は来ない。だから、忘れないでいたいな。

そんな、気持ちをせっかく思い出したので、ずっと持ち続けたいな~と思う出来事でした。

 (こはん)CA3H0574