猛暑の中、涼を求めて 

夏はやはり涼しい所がよいかなと、渓谷で滝があり、あと汗をかいたら温泉につかりたいなどを考えて、岐阜県中津川市にある付知峡(つけちきょう)に18きっぷを利用して、同僚3名と行きました。

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 「京都」5時49分発の電車に乗り、米原、名古屋でそれぞれ乗換、一路中津川に。名古屋を出て、多治見を過ぎるあたりから回りの景色も田園や山野が拡がりはじめ、ようやく都会を離れた感じが。

 中津川からは、レンタカーを利用して付知峡へ。当初はバスを使い、徒歩とタクシーの利用をと計画したが、歩くだけだとバス停より現地まで往復3時間ほどかかり、タクシーを呼ぼうにも、現地が中津川と下呂の中間地点のため、タクシー会社に難色を示され、立寄り先の温泉に問い合わせしてもレンタカーしか選択の余地が無いことが判明。

 レンタカーに乗り中津川を経ち、信号のほとんどない道なので約50分で付知峡口に、「付知峡」との看板が目に入る。そこを左折していよいよ付知峡が目前に。谷川沿いの道を走るが、車で直ぐにつくと思ったが結構時間のかかること。レンタカーにしてよかったとの思いが。約15分して付知峡入口に到達。すぐに水流の音が聞こえ涼を感じることに。

 

 散策路を経て一番目の滝「仙樽の滝」に到着。つり橋から全景を眺めようと渡り、橋の途中で滝の様子をカメラに収める。渡るすべてのつり橋に「3人以上で渡るな」との警告が記されていた。滝のそばまでいくとそこはひんやりとした空気が漂い、滝の轟音、岩の景観など、京都の猛暑とは縁の無い別世界。しばしその雰囲気によいしれた。

 

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そこから移動すること約5分で、2つの滝が重なる世界へ。細長い流れの「観音の滝」、水量が多く迫力ある「不動滝」。あまりの心地よい涼しさに、ずっとここにとどまりたいとの気持ちが。この涼しさをもって帰れないものかと立ち去りがたい思いで滝場を離れた。

 その後、キャンプ場などを巡り、「おんぽいの湯」という立寄り温泉にむかった。幹線道路より少し入りくんだ所にあり、案内されないと分かりにくい位置に。温泉は大浴場と露天風呂2ケ所、釜風呂2ケ所、風呂から恵那山を始め岐阜の山々が見える。温泉につかりながら回りの景色も堪能、時刻も午後1時を少し回りおなかもすき気味に。

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食堂は簡易な構造なので、メニューはどうかと思ったが結構品数があった。定食を頼んだ人もいたが、そこで新しく始めたとあるメニュー「そば寿司」を注文。飯の代わりにそばで具を包み、のりまきしてあるお寿司。わさび醤油でたべるが、これがまたあっさり、しっとり食感のオツな味(寿司の写真は空腹に耐えきれず一つつまんでから写したもの)。

 

 

 

 

食事をすまし再度車に乗って中津川市街へと引き返す。車の行程は往復70Km、ガソリンの使用は2リットル弱、燃費のよさに驚かされた。中津川から列車に乗って、朝と逆コースで京都に向かう。電車では疲れも出たのかウトウトする者も。午後6時過ぎに京都着、旅が終わった。思ったより早く帰れたのはレンタカーのお陰。また次回に楽しい企画をと別れを告げて解散した。

 

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京都の向GIE