宿泊学習

病児は今年小6です。
昨年、初めての宿泊学習があり、今年もすでに修学旅行がありました。
コロナ禍にもろに小学校後半時代を襲われた学年なので、小4の宿泊活動はなくなってしまいましたし、小5・6のどちらの宿泊学習も日程が短くなったり行き先が変わったりと色々影響を受けています。

とはいえ、まずは病児の場合にはそもそも宿泊学習をどうしたら無事に乗り切れるか???を考えるのが大事なわけで、親としても準備を色々せねばなりません。入院経験は何度もあるし、外泊が初めてなわけではないので、そういう意味での心配はあまりなかったのですが。

小5は花背山の家。自然の中での活動がたくさんあるということで、一度施設の見学に行くことにしました。施設の中の見学は2週間以上前に学校を通して申込、とのことで申し込んでから行きました。ありがたいことに、施設の方は大変丁寧に色々見せて教えて下さいまして、施設の写真も撮らせて頂き、とても助かりました。それを踏まえて、病児ができること・できないこと、注意した方がいいことなど主治医にも相談してまとめ、学校の先生方に伝えました。学校の先生方も細かいところも含めていろいろご配慮くださって、御蔭様で病児は無事に初めての宿泊学習に参加して楽しんでくることができました。

それから半年ほどたってから今度は小6の修学旅行。こちらも事前に先生方に行き先や活動内容を色々教えて頂き、主治医ともよく相談して、また学校に結果をお話しする、という流れで準備しました。こちらも先生方がとてもフォローしてくださった御蔭で、無事参加できました。

 どちらも1泊2日と短い日程でしたが、病児はめいっぱい楽しんできて、また行きたい!と心に残った様子です。準備では、病児本人にも希望を聞いて、病児自身が難しいとか安全じゃないと感じるところは病児の判断を優先しました。これから中学・高校と進めば、もっと遠いところにでかける機会が増えるでしょう。できる親のサポートもどんどん限られていくのだろうなと思うと、こうして少しずつでも本人が自分で考えてくれるといいなと思います。

by まなつ