「散剤から錠剤へ」

 高学年になってから主治医から「錠剤で飲む練習もしていった方がいいですね。失敗しても大丈夫な風邪薬から練習していきましょうか」と仰って頂きました。我が子は心臓のお薬はワーファリン顆粒(以後W)、ジピリダモール散(以後J)、エナラプリルマレイン酸(以後E)の3種類を服用しています。現在支援学校6年生。主治医のアドバイス通り、花粉症の季節にアレルギーの薬から試してみました。

 OD錠という口の中にいれるとすぐに溶けて水なしで飲めるという便利なお薬です。「これラムネみたいに甘いお薬やって」と手渡すとすぐにパクリ。「うわぁ!飲めたやん!お姉さんになったなぁ~」とすぐにベタ褒めしました。ちょっと甘苦い、別のOD錠も難なく飲めました。(段階踏んでいったらいけそう…。4年生の時、個別課題で使ったおはじき3つを誤飲してケロっとしていたくらいだし…笑)心臓のお薬を錠剤で飲み終え、ドヤ顔している娘の姿がありありと浮かんでくるまでに…。

 そこで、行きつけの調剤薬局の薬剤師さんにWやJやEは錠剤だとどんな味か、どんな形、大きさかを詳しくお聞きしました。・Wは7~8mmでうちの娘なら1個半、味は苦くはない(半分という半端な形を受け入れてくれるか…)・Jは2~3mmの甘い小さな粒1錠(コレいける!)・Eは口で溶けるが苦い(すぐ水飲ませたらごまかせる?)赤ちゃんの頃からWとJは絶対混ぜて溶かして飲んできた娘。うーん。まずは単独で飲んでいるEからトライしてみようかなぁ。よし!次の外来で忘れないように宣言します!

↓掲載画像は支援者用に飲ませ方を図入りで説明した用紙です。修学旅行でも資料として活用しました。