家事なんて…

「毎日かあさん」をご存知ですか?

毎日新聞で連載されているマンガで、単行本もたくさん出版されていて、キョンキョン主演で映画化までされているので、読んだことが無くても「聞いたことくらいはある」のではないでしょうか。

 

さて、この「毎日かあさん」の連載、2月22日の「思い出の夢」が、ネットで結構話題になっています。

いろんなサイトで取り上げられて、twitterやFacebookでもじゃんじゃん拡散されています。

どんなストーリーかというと…

 

母さんは、ある夜夢を見ます。

子どもが小さいころの思い出の夢です。

 

夢の中では、まだ赤ちゃんに毛が生えた程度の子どもたちが、笑顔で

「かーしゃんかーしゃん」

と母さんにしがみついているのです。

 

母さんは、畳んだ洗濯物を運びながら、

「おかあさん、おうちのことで忙しいんだから、もうちょっとビデオ見ててよ」

と困り顔。

母さんの迷惑そうな様子なんて全然気にしていない子ども達。

しがみついたまま引きずられ、きゃーきゃー楽しんでます。

 

 

そこで目が覚め、むくっと身体を起こした母さん。

 

 

「家事なんか、しなきゃよかった」

「家なんてもっと汚くてよかった」

「洗濯物もためちゃえばよかった」

「食事なんか、手作りすることなかった」

「あんなに、抱っこしてほしがってたのに」

「もったいないことしちゃったなあ」

 

 

と、結ばれています。

 

小さな両手を伸ばしてくる2人の子どもたちの、弾けるような笑顔。

そして、今はすっかり大きくなった子どもたちの、ケロッとした顔。

 

今の生活も、きっとそれなりにドタバタしていて、そして幸せなんだと思います。

でも、子どもが全身全霊で甘えてきて、抱っこを求めてくれる時期って、

過ぎてしまえば一瞬で、

振り返ったときにはもう絶対に取り戻すことのできない時間なんですよね。

 

うちの娘は春から5年生。思春期にさしかかりましたが、

まだまだ甘えたがりで、よくベターっとくっついてきます。

息子は幼稚園の年長さん。しっかり者で、甘え上手です。

2人でいっぺんに話してくるし、鬱陶しく感じることばかりの毎日ですが、

この時間を甘酸っぱく思い出すときもくるのだろうなあ…としみじみします。

もともとそんなに家事に手を掛けるほうでもないんですけど(笑)

子どもたちとの限りある貴重な時間、大事にしたいなあと思います。

 

 

写真は5年前の子どもたちです。

わずか5年でこうも変わるのか…

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(ジョバンニ)