フォンタン手術を控えた病児と、感染予防のため家に引きこもっていた3年前。執刀医が病児家族や医療関係者との交流目的でTwitterで発信をしていると知りました。私はLINEすら、上の子の学童の役員として必要に迫られ渋々始めた昭和アナログ人間。アカウントは作りましたが、執刀医のツイをフォローするだけで、自分が発信することは全く考えていませんでした。
その後フォンタン手術から山あり谷あり1年が経過し、ようやく病児の保育園入園が叶い守る会の運営委員をお引き受けすることに。京都支部に公式Twitterがあると知り、委員としてチェックしておかなくちゃと、京都支部をフォロー。すると・・・担当して下さっている方が「要チェック」としてリツイートした記事や、発信、テレビでは見ないような貴重な情報を得ることができるようになりました。次に、京都支部のフォロワーさんを私がフォロー、リプライ(反応)もしてみました。
すると・・・返事が返ってきて。どんどん世界は広がりました。Twitterで繋がったことがきっかけで京都支部に入会した方も現れました。京都支部公式を入口に繋がっている人たちは、病児の家族や病児本人、心臓を含む様々な障害、医療的ケアを必要とする人、医療、福祉関係者などが多く、みなさんお互いに支えあい優しく語らっておられ、温かい気持ちになります。短文のつぶやきというイメージですが、読み応えのあるブログや長文、マンガも見ることができ、大人になった病児さんの言葉やきょうだい児さんの発信、専門家渾身の記事など大変大変勉強になっています。
スキマ時間にTwitter経由でのぞいたブログに爆笑したり、感涙のあまり仕事前にメイクが流れ落ちてしまったことも1度や2度ではありません。私自身は職業等の背景から、子育て、心臓病関係、きょうだい児の話題以外にも、福祉、精神科領域、認知症、教育、人権にかかわる社会問題、手話などあれこれ(かなり雑多に)チェックしリツイートしています。現場で働いていたころの自分の至らなさを反省することも多く、研修へ出たり専門書を読むのに匹敵するような深い気付きをもらう事も。今では私にとって欠かせない存在になったTwitter。今後も価値あるコミュニケーション、情報収集ツールとして上手く利用していきたいと思っています。初めての方は「ツイナビ」を検索して下さい。使い方が紹介されていますよ。
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